社長依存の体制から脱却。従業員が「我がごと」として意思決定することで、自立した組織を構築する

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キクデンインターナショナル株式会社

社長依存の体制から脱却。従業員が「我がごと」として意思決定することで、自立した組織を構築する

キクデンインターナショナル株式会社
所在地〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-7-18 第2上野ビル4F
創業1970年6月22日
URLhttp://kikuden.co.jp/
事業内容■重電機器・絶縁材料・装置・造船鉄道向け材料部品輸入販売
■実装基板治具製造販売、実装コンサルティング、試験受託
■データバックアップ商品企画販売、データ復旧サービス提供
代表者代表取締役社長 菊池 文武

国内の重電機メーカーを中心に、各種材料機器を海外から輸入、販売しているキクデンインターナショナル。専門貿易商社として成長を続ける同社はこの度、人事領域の抜本的な改革に着手する。意思決定のシステムと人事評価制度の見直しを図り、従業員が自ら考え動く組織体制への移行を図った。

社長一人で意思決定をする状況

「人事の課題ならたくさんありますよ」と話す菊池社長。同社は以前、日常業務の些細な決済から人事異動のような大きな決断まで、ほぼ全ての事項を社長一人で執り行っていた。そのため、意思決定に膨大な手間と時間を要していたという。
しかし2011年、震災の影響があり組織体制や社員の職務内容に変化が生じる。現行の組織体制では立ち行かなくなると判断した菊池社長は、評価制度を再構築し、従業員一人ひとりの責任を明確化。社長依存から脱却した組織づくりを推し進めた。
そのときパートナーとして伴走したのがイマジナ。二人三脚で組織の在り方を見直すことで人事体制の変革に着手した。

社員の意識を変える施策。現場からは様々な意見がありながらも…

2011年の震災。その影響もあり工場の移転を決断したが、それには従業員の同意が必要であった。このとき、間に入ったのがイマジナである。大切な告知に第三者が同席することで、トップの勝手な決断ではなく重要な経営判断だという意識を全社で共有した。
そして評価制度の再構築。社長一人がほぼすべての意思決定を行う状態から脱却するために、管理職の役割を再定義し、権限移譲を推進した。
これらを研修、そして評価制度の運用システム「jiina」を導入することで定着させていく。一連の施策に関して、はじめは現場から反発もあったが、次第に従業員が前向きな意見を持ちはじめる。だんだんと、組織に変化がもたらされていった。

従業員が「我がごと」として、変化を受け止める

「昔は組織がフラットすぎた」と社長は振り返る。フラットがゆえに責任の所在が不明瞭で、結局はトップが全てを決めてしまう状態にあったのだ。しかし評価制度を再構築し権限を委譲。また自身の役割を見定め目標設定しシステムでそれを運用していくことで、中間層の意識が高まり、各メンバーが意思決定に責任を持つようになった。
例えば予算の分配も、経営サイドから一方的な押し付けがあるのではなくどの程度ならコミットできるのか、建設的な議論が飛び交う。評価に関しても、自分達が決めるのだからもっと明確な物差しが欲しいと細部にこだわる。システムと評価制度を変え、それに基づいた個々人の目標を「jiina」で運用することで、従業員が一つ一つの判断を「我がごと」化。判断と行動に責任を持つようになり、意識の変化が随所に表れるようになったのだ。

現場と管理職が意思決定し、社長の労力が大幅に削減。新たな一歩を踏み出す

抜本的な見直しを推し進めた結果、従業員が自立的に動くようになり、社長の意思決定に対する労力と時間が大幅に削減された。今では大方の決済も社長を介さず現場と管理職でほぼ決定しているのだとか。
組織として新たな一歩を踏み出したキクデンインターナショナル。社長は多くの人に長く勤めてもらい、仲間とともに会社の発展を考えていきたいと語る。同社は今後、より大きな成長曲線を描いていくのだろう。
抜本的な見直しを推し進めた結果、従業員が自立的に動くようになり、社長の意思決定に対する労力と時間が大幅に削減された。今では大方の決済も社長を介さず現場と管理職でほぼ決定しているのだとか。
組織として新たな一歩を踏み出したキクデンインターナショナル。社長は多くの人に長く勤めてもらい、仲間とともに会社の発展を考えていきたいと語る。同社は今後、より大きな成長曲線を描いていくのだろう。

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