組織の多様化に伴うコミュニケーション課題を克服。自社の理想を独自の言葉にのせ、従業員の想いを一つに

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株式会社サンマリノ

組織の多様化に伴うコミュニケーション課題を克服。自社の理想を独自の言葉にのせ、従業員の想いを一つに

株式会社サンマリノ
所在地〒130-0026 東京都墨田区両国2-9-5 925両国
設立1969年9月22日
URLhttp://www.san-marino.co.jp/
事業内容カジュアル衣料・服飾品の企画、卸売、小売とそれに付帯する一切の業務。
代表者代表取締役社長 中森英典

サンマリノはアパレル業界で発展を続ける成長企業だ。同社はこの度、組織拡大に伴い新しいフィロソフィを構築。またそれをもとに、カルチャーブックのキャラクターを活用したグッズを制作したり賞を設立したりと、代表自らが熱意をもって浸透を進めてきた。これらの取り組みを通し、立場の違う従業員が積極的にアイディアや企画を生みだす文化を醸成。想いを一つにすることで、さらなる発展を実現していく礎をつくり上げた。

より大きな成長曲線を描くために、組織の内外に向け施策を施す

同社は1969年創業、従業員51名(2017年1月現在)。全国への販売店網と自社ブランドの直営店を併せ持つ、歴史あるアパレルメーカーだ。現社長である中森英典氏は創業者の典雄氏を父に持つ。典雄氏が制定した社是「相互信頼のもと、豊かな人間性と服飾文化を創造する」を胸に英典氏は社長に就任。経営のトップとして腕を振るい、様々な施策を行ってきた。
例えば直営店の立ち上げや新たなファッションブランドの創出等、その挑戦は多岐にわたる。この度これらに加え、より一層の成長を志向すべく組織風土そのものの改善に着手。内部における改善を実施することで新生サンマリノの創造を図った。

老舗、そして成長企業がゆえに持つ課題。それらを乗り越え組織のベクトルを一つに

きっかけは社内のコミュニケーションである。英典氏が業務を行うなか、組織が置かれている状況や日々の意思疎通において課題を感じていたという。
会社はその歴史の長さに比例し年齢差が構成員間に生じる。10代から70代まで、幅広い人材が所属するのがサンマリノだ。それに加え人数や拠点数も増加し雇用形態も多様化。この二点から「メンバー間のコミュニケーションが以前よりも希薄になっているのでは」と懸念が生じていた。
老舗、かつ成長企業がゆえに持つ課題である。また採用の悩みもある。現組織の改革だけでなく、今後の成長も見据え求職者が積極的に働きたくなる職場にしたいと考える英典氏。様々な想いが交差する状況下で、英典氏は自らが旗振り役となり、組織変革に取り組む決意を固めた。

自社が目指す理想を新しい言葉に凝縮。徹底した浸透を図る

「LAF UP(ラフアップ)」。サンマリノとイマジナがともに考えた、同社のフィロソフィである。聞きなれない言葉かもしれない。これは今回のプロジェクトを通し新しくつくられた言葉だからだ。このフィロソフィには「自分たちの仕事によって、まわりの人も私たち自身も、楽しさと幸せを感じられる状態を目指したい」という想いが込められている。これは前述の社是をより今の時代に合わせ、浸透しやすいよう言葉を変えたものでもある。
また英典氏の改革はこれにとどまることなく、浸透施策の一つとしてカルチャーブックのキャラクターをモチーフにしたグッズを制作。それは開けるまでは何が出てくるかわからない、缶の形をした入れもの。まさに「LAF UP」を具現化した、同社らしい遊び心のある仕掛けと言えるだろう。またそれ以外にも努力した従業員を表彰する「ラフアップ賞」も創設した。同社はこのような取り組みを積極的に行うことで、一人ひとりの向かう方向を揃えるよう背中を後押ししているのだ。
その取り組みは一見「ここまでやるのか」と思われるほど。しかし徹底するからこそ全従業員に想いが染みわたり、ブランドを形成することが可能になる。英典氏は、組織を形づくるあらゆる仕組みに理念を関連付けていくことで、全従業員が「LAF UP」を体現できる組織をつくりだしているのだ。

従業員一人ひとりが活躍し「楽しさと幸せを感じられること」を社会に創出し続ける

英典氏は「自社には主役になれる人材がたくさんいる。自分はみんなの活躍をサポートする存在でありたい」と語る。その言葉通り前述の取り組みに加え、自らは従業員との個人面談を四半期に一度実施。現場の意見を細かに吸い上げることでより働きやすい職場づくりを推進している。
同社は他業種とのコラボ等、持ち前の発想力を武器に新企画にも力を入れる。そのフィロソフィの通り、これからもみんなが楽しさと幸せを感じられることを社会にどんどん創出していくだろう。

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