Q1:企業がブランディングに目を向けることができない理由はなにか?
A1:ブランディングはすぐに効果がみえないからこそ、先延ばしにしてしまう経営者の方が非常に多いと思います。「いつかやらなくてはならない」「ブランディングは大変重要」とは理解しているが、どのように進めるのか、誰が取りまとめて行うのか等を自社で検討して推進するのが難しいため、触れることができないというケースも多いと思います。明日やらなくても変わらない。だから後回しにしてしまう。しかし、すぐには構築できないのがブランドです。 厳しい状況だからこそ、ブランディングが重要だと弊社は考えております。
Q2: 社内ブランディング(インナーブランディング)はどのように進めていくのか?
A2:近年、コロナの影響もあってリモートワーク化が急速に進み、会社への帰属意識や組織力の低下を問題として弊社に相談される企業様が急増しております。
まず前提としてブランディングにおいて、これをやればブランド力が上がるというものは存在しません。自分たちがなぜその会社で働くのかという大義を明確にし、その想いを「わかりやすく」伝えることができるという状態がブランディングの最大の目標と弊社は考えております。それを形にするには複数年計画で取り組まなくてはなりません。そこで重要になるのが、ブランディングの重要性を理解して、自社の想いに共感できる仲間づくりです。当然、企業様ごとに課題や物事の優先順位は異なるため、それに合わせて現段階で実現可能なことから一つ一つ着手し自社内の人たちが、会社の変化を体感できるようになる。そうすることで、期待感が生まれ、その期待感が自社内から社外へと伝染していくものだと考えております。
具体的には、ブランディングの重要性を再認識するブランディング講座や、プロジェクト目的の可視化、共有をするためのイマジナ独自のワークショップ、中心となるアンバサダー育成等を、一方的にやり方をお伝えして推進するのではなく、一緒に課題を整理し、本人たちが楽しみながら10年後、20年後も継続できるような方法を考えていくというスタイルでサポートさせていただいております。
Q3:社内に対するブランディングの効果や成果をどう見える化できるのか?
A3:そもそも「浸透」とは、という言葉の定義が重要かと思いますが、弊社は理念浸透には三つのステップがあると考えています。「理解・共感・行動」です。
部下に仕事の指示を出して、出来上がってきたものがイメージと異なったというご経験はありませんでしょうか?その指示の背景や目的に共感していないから部下が正しく行動できなかったり、気付けなかったりします。それと同じように、理念もただ理解しているだけでは正しい行動に移すことができません。理解し、共感してもらってこそ、正しい行動ができると考えています。
そのため、私たちはこれを計測するために会社の大切にしている想いを実現するために必要なスタンスを、社員がどれだけ実践できているのかを360度で評価を行っています。
その分析を行えば、社員一人一人がどれだけ理念を実現するために行動できているのかを見える化できますし、部署ごとで比較することも可能です。また、全体の数値を取りまとめれば会社全体の成績にもなります。わたしたちは、分析結果を細かくお伝えし、ブランディングの効果や成果を見える化していくことで、その結果に対する改善を継続的に行い続け理念浸透を推進します。
まとめ
コロナ以前は、多くの店舗は満席や行列を作ることが、売上や利益に直結するというものでした。しかしコロナと向き合わなければならなくなった今、コストパフォーマンスを追求し満席や行列を作るビジネスモデルは通用せず、いかに自分たちの商品や活動に付加価値(ブランド)をつけ、顧客に価値を提供できるかという事が重要視されています。今日、私達は新しいビジネスモデルへの転換期となるポイントに立っています。こんな時期だからこそ弊社はブランディングだと考えております。是非一度、弊社の開催するブランディングセミナーにご参加ください。