社名 | ガイズカンパニー株式会社 |
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所在地 | 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-8-11 KDX新横浜381ビル8F |
設立 | 平成7年9月28日 |
事業内容 | 各種サイディング工事、外構工事、塗装工事/各種防水工事、屋根板金工事/太陽光発電工事 |
住宅の外装工事を中心に手掛け建築業界で成長を続けるガイズカンパニー。同社はこの度、「働きやすい職場」の構築を目指し評価制度を導入。働き方を改善し個々の従業員がキャリアを描ける環境をつくると同時に、企業イメージのリブランディングを行った。
長時間労働が常態化。働きやすい職場づくりが急務に
「業界の他社も同傾向にあるが、私たちの会社は残業が多い」と話す仲本社長。同社は長時間労働が常態化。数年ほど前から改善を呼びかけているが、目に見える変化が得られないことを問題視していた。
また評価制度が確立されておらず、給与と役職の決定に明確な物差しがないことも検討すべき点の一つ。何をすれば評価されるのか。そして個々が自身で成長を促し明確なキャリアプランを描くにはどうすれば良いのか。これらの道筋を示すことで、同社で働く一人ひとりにとって魅力的な職場をつくることは目下の急務として取り上げられていた。
従業員一人ひとりの想いを表出化し、問題点を共有する
環境を改善すべく、イマジナとともに変革に向けた取り組みがはじまる。社員アンケートやインタビュー、そしてワーク等を通し従業員の考えや想いを表出化。イマジナという客観的な目線が入ることで普段のコミュニケーションでは気づきにくい点が浮き彫りにされ、現状や改善点がじょじょに認識されていった。現場の従業員がどんなことを考えているのか、どんな職場で働きたいと思っているのか。目指すべき職場のヒントは、現場にも多々存在している。
あらたな気づきを糧に、改善案を模索。制度の改善とあらたなイメージの構築を促進
いくつかの施策のなかでも、特に従業員アンケートに学びがあったと仲本社長は振り返る。レポートとして提出された同資料には管理職が予想していない意見もあった。「部下はこんなことを考えているんだ」「こういった点を問題視しているのか」等。様々な気づきがそこにはあった。それらを読むだけで意識に変化が生じたマネージャーもいたという。現場の意見を吸い上げ、会社が目指したい方向性を明確にする。その一つ一つの施策を実行していくことで、今までとは異なる「働きやすい職場」の構築、そしてそれに伴うイメージの改善は確実に実現されていった。
個々の成長を促す職場を構築。「働きやすい職場」が新たなブランドに
上記の施策に加え、制度構築も通し職場づくりを推進。従業員が自身の仕事と向き合い、個々がキャリアプランを考えられる環境は確かに整えられつつあるようだ。冒頭でも述べたように、同業界は傾向として残業が多く、ハードワークが必要とされることも。そのなかでこのような取り組みを行う同社は「働きやすく、自身のキャリアを描ける職場」として新たなブランドを確立し、独自の魅力を構築している。
今後はフィロソフィづくりも行うガイズカンパニー。組織の想いを一つにすることでそのブランド力を高め、さらなる成長と発展を実現させていくだろう。