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コミュニケーション研修とは?実践するメリット・研修内容を解説

2022/10/06(最終更新日:2022/11/08)

#コミュニケーション #研修

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コミュニケーション研修とは?実践するメリット・研修内容を解説

コミュニケーション能力は、ビジネスシーンで最も重要なスキルの1つといっても過言ではありません。商談や営業の場面だけではなく、日頃から社員同士のコミュニケーションが円滑に行われていることは会社が成長していく上で重要です。

しかし、経営者や役員の立場からすると、どのようにして従業員にコミュニケーション能力を高めるかが課題であると感じている方も多いのではないでしょうか。

コミュニケーション能力は、生まれもった才能や個々の経験からくるものだけではありません。まずはコミュニケーションが取りやすい環境をつくることが大切です。今回は、基盤をつくるためのコミュニケーション研修内容と種類について解説します。

コミュニケーション研修とは?職場でのコミュニケーションの課題も解説

コミュニケーション研修とは、社内外でのコミュニケーションにおける理解度の不足や行き違いなどの問題を解決するために行われるものです。同じ言葉でも解釈が違うだけで誤解が生じたり、伝達ミスが発生したりし、結果的に業務の効率が悪くなります。

職場におけるコミュニケーションの課題として、次のようなものが挙げられます。

●発言・発信が苦手な社員がいる

発言が苦手な社員は、過去の苦い経験や子どもの頃から人見知りだったなど、話すことがコンプレックスとして自分自身も認識している場合が多いです。そのような場合、業務の幅が狭まったり、言いたいことが言えずにストレスを溜めてしまい体調を崩したり、最悪の場合離職につながることもあります。

●同僚や上司のミスを指摘できない空気になっている

情報共有が不足していると、ミスに誰も気づかず修正がなされなかったり、指摘することが憚られたりして重大な損失を生むことになりかねません。また、指摘して気まずい空気になったり、上司との関係が悪化することを恐れるあまり、見て見ぬふりにもつながります。

●報連相が不十分な状態になっている

社会人ならば報連相はできて当然という風潮がありますが、普段から雑談を交えたコミュニケーションがうまく取れていないと、報連相がうまく行われずに情報共有の不足からミスが発生してしまいます。報連相をしっかり行うには、円滑なコミュニケーションができる環境が大切です。

●コミュニケーションの質が低くなっている

質の高いコミュニケーションとは、従業員が会社の理念やビジョンをしっかりと理解し、それに基づいた対話ができている状態を指します。社長と従業員のコミュニケーションをしっかり行い、社長の想いや会社の未来に全従業員が理解し、共感した上で行動できる状態をつくることが大切です。

そして、社員一人ひとりの仕事に対する理解度やモチベーションを高めることはインナーブランディングにつながります。

無料ブランディングセミナーでは、ビジネスにおける基礎的なコミュニケーションを学び、インナーブランディングを理解し会社や社員の成長に役立つ知識を学べるのでおすすめです。

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コミュニケーション研修のメリット4つ

コミュニケーション能力は、ビジネスパーソンがおさえておきたいスキルです。社長や役員には、会社の目的やビジョンを正しく部下に伝え、理解させ、納得させる力が必要です。従業員間においては、仕事を円滑に進める上での意思疎通や連携力が必要となってきます。

会社で成し遂げたいことは何かを理解し、従業員が一丸となって行動に移せるようになるまでコミュニケーションを取り続ける必要があります。しかし、全従業員を少数の役員が育てるのは一筋縄ではいかないでしょう。

そこで、外部のコミュニケーション研修がブレイクスルーとなります。メリットとしては主に次の4つです。

業務効率化につながる

コミュニケーション研修によりコミュニケーションの基礎ができると、報連相が活発になり、情報共有が常に可能な状態になります。その結果、仕事の重複や漏れ、指示ミスなどを防ぎ、パートナーやチームのことを考えた行動ができるようになれば、無駄なやりとりが減るため業務の効率化につながります。

取引先・顧客との関係性を深められる

コミュニケーション研修ではビジネスコミュニケーションも学ぶため、プレゼンテーション力や交渉力、営業力など総合的なビジネススキルの向上が見込めます。

また、話すだけではなく聴くこともコミュニケーションの大事な要素です。傾聴力を高めることでクライアントが求めるものを見極め、適切な提案をすることができるようになれば、クライアントとの関係強化も見込めるでしょう。

従業員間の関係性を深められる

社内でのコミュニケーションが活発になり組織の団結力が上がると、意思疎通ができるようになり業務効率が高まります。

信頼できる従業員と同じビジョンや目標に向かって励ましあったり、時にはライバルとして意識しながら切磋琢磨できる環境は、従業員のモチベーションの維持につながります。また、全従業員が会社の理念を理解している質の高いコミュニケーションは、生産性の向上も期待できるでしょう。

離職率の改善につながる

離職理由の中で、人間関係が占める割合は大きいです。上司と仕事のやり方が合わなかったり、同僚・先輩・後輩とうまくいかず抱え込んだり、社長が社員のことを考えていなかったりなど、さまざまな状況で不満が生まれます。

コミュニケーションを活性化させて社内の風通しをよくすることで、円満な人間関係を築きやすくなります。部下が些細なことでも相談できる状態になると、上司は部下のメンタルケアがしやすくなり、結果として離職率の改善につながるでしょう。

【研修対象別】コミュニケーション研修の内容

コミュニケーションスキルはすべての従業員がおさえるべきですが、対象となる従業員の立場や現状のスキルによって、アプローチ方法や求められるスキルは変わってきます。階層別にすると、必要なスキルを身に付けることが可能です。

ここでは、対象となる従業員を3つの階層に分け、それぞれ実施されるコミュニケーション研修のプログラム例をご紹介します。

新入社員向け

新入社員や若年層の場合は、ビジネスの基本的なコミュニケーションについて学びます。

  • 社会人としてのコミュニケーション
  • 話す力、聴く力、関係構築
  • 情報を整理する力、報連相

新入社員は、主に状況や相手に応じたコミュニケーションスキルを学びます。良好な関係構築のコツ、質問力、伝える力、苦手な人とうまく付き合うための建前など、学生時代までのコミュニケーションとは異なります。

また、報連相を的確に行うために、情報を整理する力も学ぶのが新入社員向けのコミュニケーション研修です。

一般社員向け

一般社員向けのコミュニケーション研修のプログラム例は、以下の通りです。

  • 後輩の指導力、傾聴力
  • コミュニケーションスキルの見直し
  • 相手の立場に立った伝え方

中堅社員は、一般的なミュニケーションスキルは習得していても、チームの一員として貢献するためには常日頃から自身の振る舞いを振り返る必要があります。後輩を育てることも大事な役割のため、相手の立場になって話を聴く傾聴力も求められるでしょう。

意見が対立したときに相手を尊重した上で伝える力も、チームの和を乱さずに絆をより深めていくためには重要なポイントとなります。

管理職向け

管理職では、チームを導き業績を向上させるためのリーダーシップが重要視されます。

  • リーダーシップ
  • より良いコミュニケーションスキル
  • コーチング、カウンセリング

管理職は、個人面談で部下一人ひとりのモチベーションを高めるためのコーチングや、部下の悩みを聞いて適切にアドバイスをするカウンセリングを行います。チーム全体の管理役として豊富な知識と高度なコミュニケーションスキルが求められるため、専門的な研修も視野に入れることが必要です。

株式会社イマジナが主催するアンバサダー育成ワークショップでは、管理職に必要なブランディングの基礎知識を提供しています。また、インナー/アウターブランディングをし事業成長につなげるための実践的なカリキュラムを提供していますので、興味のある方はぜひご検討ください。

まとめ

コミュニケーション研修とは、社内外でのやり取りでの意思疎通におけるすれ違いや齟齬を防ぎ、業務の効率化と事業成長を狙うものです。人間関係改善により離職率の改善も見込めるので、対象となる従業員それぞれの階層に合わせ研修を実施しましょう。質の高いコミュニケーションができてこそ、ブランディングは成功します。

コミュニケーション研修を実施し、社員間の統率を高め質の高いコミュニケーションを図ることで、ブランディングの段階へとつながります。株式会社イマジナでは、社員のモチベーションをあげて事業を成長させるための社内外へのブランディングが学べるセミナーを無料で開催しています。

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