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令和の日本によみがえったベストセラー『経営は実行』。

2024/10/16(最終更新日:2024/10/16)

かつて「生きた経営の教科書」と呼ばれた本があります。

その名も『経営は実行』。

米国で刊行されるや否や、世界各国で読み継がれて200万部を突破した伝説のベストセラーであり、日本でもユニクロの柳井正氏が「経営者必読」と絶賛しています。

 

本編では、世界で最も価値ある企業と呼ばれたGE(ゼネラル・エレクトリック)の会長兼CEOジャック・ウェルチの右腕として、GEを世界的企業へと改革した経営者が、

リアルな経験談たっぷりに組織マネジメントの本質を語っています。

内容は正直、難解です。しかし、その大切さがいつまでも色褪せないのも真実です。

時代を超え、国境を超え、受け継がれるべき経営の真髄がそこにあります。

 

しかし、この世界的名著はいま、惜しまれつつも絶版となってしまいました。

それまで市場に出ていたものも価格が高騰し、誰もが「読みたいから」と手を伸ばせる本ではなくなってしまったのです。

「これほどまでの名著が眠ったままでいいわけがない。何とかしてこの本を再び世の中に送り出せないだろうか」

 

そんな強い想いから始まったプロジェクトが今月、ついに形になります。

 

10/24(木)、この『経営は実行』の翻訳版を弊社が監修し、より現代日本に合わせてわかりやすく解説を加えたアップデートver.を、

『ザ・リーダーシップ・マネジメント』と題して出版/発売いたします。

 

原著のバイブル的な真価はそのままに、より今だからこそ必要なエッセンス、日本企業にアジャストした事例を詰め込み、現代にぴったりな最新版としてよみがえらせることが叶いました。

 

「経営は実行」は、現代日本企業にこそ不可欠なメッセージです。

今の日本には「実行」ではなく「決断」があふれており、そこですべてが止まってしまっています。

DX推進、リスキリング、何でもそうですが、日本では「これをやりましょう!」という決定そのものを大々的に行い、その後の具体的な実行は伴わないことが非常に多いようです。

それもこれも、世間で推進されているからうちもやろう!と便乗し、とりあえず「決定」に走ってしまうからこそ起こる事態ではないでしょうか。

 

この現状に、解決の一石を投じたい。そんな想いを私たちは持っています。

前に進むには、決定して立ち止まっていてはならないのです。

その後の「実行」こそが、決定という選択を意味あるものにする。その事実をしっかりと受け止め、これから先を生き残っていく上で企業が何よりも求められる「実行力」とは何かを、ロジカルに解き明かすことが必要です。

 

激動の時代、組織として進むべき方向を選び、決断し、実行していくためのヒントを、

少しでも多くの方が見つけてくださることを願ってやみません。

 

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