2024年10月1日に発足した石破茂新内閣ですが、恒例の組閣後の記念撮影がSNS等で物議を醸しています。
「ジャケットのボタン下から出っ張ったお腹が見えている?」「スラックスの丈が長くてダブついている」などの指摘が拡散され、過去の内閣との比較をされるなど、ついには「だらし内閣」というワードがトレンド入りする有り様です。
「純朴で誠実そう」と捉える向きも一部にはありますが、大部分は身だしなみに気を使えない人達が国のトップで大丈夫なのか?という捉え方をしているようです。
見た目が全てとは言いませんが、良い方向へ導いてくれそうだという期待感を持たせる身だしなみや表情もまた、リーダーには必要な要素なのだと改めて思わされました。
メラビアンの法則では、コミュニケーションで相手に与える影響の割合は視覚55%、聴覚38%、言語情報7%と言われています。
弊社の提供する管理職育成トレーニングでは、身だしなみや表情・話し方・取り組む姿勢といった視覚・聴覚に関連することから、目的・意義を説明する重要性やその話し方といった
言語情報の取り扱いまで、管理職を丸ごとブランディングしていきます。
管理職研修というと、どうやって部下を動かすか、やる気を出させるかといった点が注目されがちですが、変わるべきは管理職自身であり、部下ではありません。
カナダの精神科医 エリック・バーンはこう言います。
「過去と他人は変えられない。しかし、自分と未来は変えることができる」
以前から変わった上司、変わろうとしている上司を見て部下もまた、自分自身が変わろうとするはずです。
そういった上司と部下の関係性があって初めて、理念が浸透し、企業価値向上へとつながるのです。