多くの成功者と呼ばれる人は、日々自己を律し、困難に対して継続的に取り組み、乗り越えていくことでその成功をつかみ取っています。
例えば元アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏は、インタビューで
「正しい判断ができるリーダーは自制心を持つよう心がけている。」と語っています。
また、メジャーリーグの大谷翔平選手は睡眠・食事・トレーニングをすべて野球のためにコントロールしストイックな生活を送っていることで有名です。(過去にはニューヨーク遠征では食事にも出ずホテルから出たことがないというインタビューがありましたね)
ではなぜ、成功において自制心・セルフコントロールが必要なのでしょうか?
American Scientistの研究で、40年間で1000人の子供を対象とした自制心が生涯にもたらす影響に関する調査を見てみましょう。
このレポートは、子供時代に誠実さ、自制心、忍耐力などの自己制御スキルを使った経験がその後の人生においてどれほど影響をもたらすのかを追跡調査したものです。
結果は下図の通り、自制・忍耐を経験をした人ほど、大人になった際に健康的で・経済的に豊かで・人生の満足度が高い結果となりました。
研究者たちは「子供時代に我慢した経験が多ければ、人生の満足度が下がるのではないか」と危惧していたそうです。しかし、結果はまったく逆で、自制心が成功との明確な正の相関関係を示す結果が出たことに安堵したとも記載されていました(笑)
つまり、目先の利や楽を得ることよりも、目的・目標に向けた「自制・我慢」は決して無駄ではなく、その先に続く成功への道を信じる裏付けとなるデータといえるでしょう。
ビジネスの世界でも我慢する場面は少なくありません。また、事業もキャリアにおいてもプラスアルファを生み出すためには自己を制し、努力を積み重ねる必要もあります。
管理職の方は若手のメンバーにそういったことを伝える必要がある場面に遭遇するかもしれません。
「自分を律し日々の努力でイノベーションを!」とお伝えするだけではなく、是非、こういった裏付けや実例を添えてお伝えしてみてはいかがでしょうか。
弊社ではこのようなデータや事例を豊富にお伝えする無料セミナーも開催しております。
是非、未来の成功・成長につながる一助としてご活用いただけますと幸いです。