#04
たまごから、
世界に日本の文化を伝える
当たり前だからこそ、伝えたい想い
普段当たり前に食べられているたまご。 当たり前だからこそ、伝えたい想い、単純だからこそ難しい想いを たまごを通して世界に伝えたいと思います。
代表取締役 福崎正展氏
ブランディングを始めようと思ったきっかけ
特別ブランディングという言葉を意識して始めようと思ったわけではありません。 私にとってのブランディングは、目的ではなく手段であり、 従業員が「マルフクに入ってよかった。」と思える会社になればいいなと思いました。 社会貢献を謳っている会社は世の中に多くありますが、そんなに大きなことではなく、 まずは働いている社員同士が、一緒に働く仲間として高め合い、自社に誇りをもち、 それが少しずつ社会につながっていくのだと思うのです。 安価に買えて、当たり前のように食べられるたまごだけれど、 こだわりを持って取り組む会社にしたいです。 たまごが身近な存在だからこそ「もっと」にこだわりたいと考え、そんな想いからブランディングに思い至りました。
たまごの先にある想いを届けるマルフク
たまごというのは、日本全国どこにでも売っていて、安価に手に入る食材です。 どこでいくらのものを買っても、劇的な違いがあるものではないでしょう。 私たちは、だからこだわりたい。 マルフクはたまごという商品を売っているわけではないのです。 お客さんのニーズに応えて、丁寧に美味しいまま届ける。 そんな想いが詰まっているのが、マルフクのたまごです。 日常食で違いが分かりづらいからこそ、味はもちろんのことですが、 たまごが生まれる過程から、生まれてお客さんの元へと遠くまで、 本当に細かい一つ一つの積み重ねで、たまごに向き合い、大切に扱ってきました。 だから私たちは、こだわり続けます。
他とは違う「たまご」へのこだわり
マルフクの養鶏場は、日本では珍しい放し飼いで鶏を育てています。 安さではなく美味しさで喜んでもらう、これもマルフクのたまごへのこだわりへの一つです。 たまごは生き物が産むものなので、鶏が自然体にストレスがなく、健康でいてくれることが 一番の美味しさにつながります。 静岡の山麓という空気の綺麗な環境、富士山から流れるおいしく美しい水、さらには焼津港から水揚げされる、焼津名産のカツオ節から生まれる飼料、これらが合わさり、マルフクのこだわりのたまごが誕生します。
卵を通して世界に伝えたい日本の食文化
海外の人にも本当に美味しいたまごを食べて、 日本の食文化を知ってもらえたらいいなと思っています。 昨今では、たまごかけご飯が流行していたりもしますが、 是非マルフクのたまごを卵かけご飯で食べてほしいです。 その美味しさに触れた人たちが、食材を知るだけではなく、 文化や想いを知ったり、食の楽しさを感じてくれたらいいなと思います。
- 社 名
- 株式会社マルフク
- 設 立
- 昭和46年
- 事業内容
- たまご、加工品の生産/販売
- 従業人数
- 93名
イマジナインタビューとは
イマジナインタビューとは、ブランディング領域で活躍するキーパーソンが「人事の未来」を語るWEBメディアです。人々の働き方や人材の価値が急速な変化を迎えている今、人事のキーパーソンとして真摯に課題と向き合う方々に「人事/HRの在り方」、「テクノロジーの活用」などを語っていただくことで、人事担当者が抱える課題を解決に導くヒントをお届けします。