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新年のご挨拶

2018.01.04

イマジナから新年のご挨拶を申し上げます。

<代表 関野より皆様へのご挨拶>

 

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年は皆様に多くのご支援、お力添えをいただきまして、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

 

さて、2017年の世界を振り返れば、米国ではトランプ政権の誕生、英国のEU離脱、中東からの大量難民の現出等々、各国で相次ぐテロの驚異と、緊迫する北朝鮮情勢への対応などにより、国際情勢は非常に不安定な状況が続きました。そんな不確実性を増している世界経済においても、日本では国内好景気を受けての株価の上昇、雇用安定など回復基調で推移する一方、バブル期をしのぐ長期にわたる人材採用難に伴う人材採用コストの増加、働き方改革の推進が社会から強く求められ生産性を高めるための社内への仕組みづくりに関わる投資増加など、これまでの価値観を大きく変える歴史的転換点を迎え、国内経済を支える中堅中小企業にとって、じわりとその成長を押さえつける要因が出始めてきた、そんな1年となったのではないでしょうか。

 

ただ、先の読みにくい不確実な環境下で、企業経営には難しい舵取りが求められる局面を迎えているそんな時代だからこそ、日本全国の経営者から私たちの取り組みが強く求められていることを感じられた一年でもありました。

 

どのような環境の変化があろうとも、その商品・サービスを選ばれるお客様と強い絆を築き、その企業で働きたいと強く思う働き手を集め、そして社員一人ひとりがいきいきと働き、個人の成長を通して企業の成長に寄与していく…。社内外へ一貫して企業の想いを浸透させるという、アウター・インナーを両輪とした私たちのブランドづくり、これまでの表層的な概念を打ち破り実行力を伴ったまったく新しい企業ブランディング・コンサルティングに、多くの経営者の皆様から熱い期待をいただいていることを実感した1年でした。

 

私たちはこれまで支援させていただいた2500社を超える多くの企業様を通じて、そこに共通する成功因子があることを感じています。
成功者たちはブランディングそのものを企業戦略と据え、社員のモチベーション向上が社外へのブランドPRへと直結していることを知っています。結果として顧客からの信頼を獲得すると同時に、社員にとって「成長が実感できる」「心から働きたいと思える」会社となっているのです。ブランディングを通して社員が成長し、社員が成長することで企業が成長するという好循環を生んできました。

 

これからの不確実性の高い未来。未来とは不可知な領域であり、そこには可能性もリスクも潜んでいるのは当たり前ですが、今後はグローバル化とテクノロジー化が進展することは明白でもあります。「従業員」や「お客様」はますます多様化し、これまでのようにビジネスの環境が大都市と地方という対立構図にとらわれず、地方発で世界を商圏にして勝機を見いだしている企業も増えてきています。
また今後は、AI技術やロボット技術があらゆる領域で実用化されることで、多くの職業が淘汰され、ホワイトカラーも働き方の見直しが迫られるはずです。

 

このような大競争・大変化の時代にこそ、ブランドの重要性は非常に高まるのです。

 

その理由の一つ目は、明らかな「価値」を提供できない企業は、お客様から選ばれないからです。これまでのように「なんとなく」や「売れそうだから」というビジネスセンスはもはや通用しません。自分たちの存在意義を意識して、どの市場でどのように戦って生き残っていくのか、お客様にどのような価値を認めてもらうように働きかけるべきなのかを突き詰めて考える戦略が求められています。

 

そして、戦略のスタート地点には必ず企業フィロソフィーが位置します。これを社員に浸透させ、ブランドを通して自分たちが価値ある存在であることを、お客様に語り続ける企業が今後は選ばれていきます。
ただしこうしたブランドの構築は一朝一夕でできるものではありません。企業の将来のため、これからの時代を担う社員のために種を蒔くという投資を惜しまず、チャレンジをする企業だけが生き残るのです。
変化する時代に生き残る企業の条件とは、「成長への強い意志」と「変化を恐れないチャレンジスピリット」なのです。

 

二つ目の理由には、人材の問題があります。これからのビジネスパーソンの働き方は「クリエイティビティ」が最も重視されます。必然的に企業は社員にそのような能力を求めるだろうし、社員もクリエイティブな環境を企業に求めるようになるでしょう。
企業ブランドをつくるのは社員です。いかに優秀な人材を集めるのか、あるいは現有の人材をいかに育成し戦力化していくのかが、企業ブランドの構築、ひいては企業の成長を左右する大きな要素となるのです。そのためには社員のモチベーションを高め、いきいきと働いてもらわなければならない。そのカギは「成長を実感させる」仕組みづくりであり、社内の仕組みづくりから社外への情報発信・PRまで一貫して行うブランド戦略に掛かっています。

 

ブランディングの真の目的は、社員にとっても顧客にとっても魅力的な会社になることです。あらゆるステークホルダーを魅了し、何よりも優秀な人材が集う会社こそが、これからの世界を勝ち残ることができるはず。だからこそ、新たに迎えたこの1年で私たちがどこまで日本全国の企業へ、またその経営者へこのブランディングの重要性を伝えられるかで、この先・将来にわたる日本経済の基盤づくりが変わってくる…、それだけの責任と自覚、自信と自負を持って私たちは取り組んでまいります。この先のイマジナにどうぞご期待をください。

 

それでは2018年が皆様にとって素晴らしい一年になりますことを、イマジナスタッフ一同、心よりお祈りしております。
本年も、より一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社イマジナ
代表取締役社長
関野 吉記

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