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お知らせ

新年のご挨拶

2020.01.06

イマジナから新年のご挨拶を申し上げます。

<代表 関野より皆様へのご挨拶>

 

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年は皆様に多くのご支援、お力添えをいただきまして、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

 

さて、2019年の世界経済を振り返れば、米中貿易摩擦の激化により高まる貿易障壁や、地政学的な情勢をめぐる不透明感の増大により、その成長率は金融危機以降で最も低くなるなど、先行き不透明感が一段と強まっています。2020年世界経済は緩やかな成長が続くと言われていますが、減速感が強まる可能性もあります。米国の景気拡大は既に長期にわたり、中国経済も厳しさを増しています。
一方、世界的な不透明感のなか増税の影響も加わり、日本の景気は急激に悪化、景気後退に近い状態となっているとも言われています。

 

そのような重苦しさすら感じる日々の中、昨年日本中を惹きつけた、ラグビーワールドカップでの日本代表チームの活躍は、人々に感動と勇気を与えてくれた明るい話題になったのではないでしょうか。チーム一丸となってがむしゃらに対戦チームとぶつかり合いながら、トライを目指し一歩でも前を目指す姿、姿勢に日本中から多くの共感が、「好き」という気持ちが、集まっていました。

 

ここに、先の読めない不確実な環境・マーケットで日本企業が勝ち残るための「ヒント」が見て取れないでしょうか。人々の「好き」を集めるブランドの強さを感じませんか?
どれだけの人たちがワールドカップ以前にラグビーというスポーツに注目していたでしょうか?でもその勇姿に触れることで、「もっとラグビーを知りたい」と、ルールを調べてみたり、選手一人ひとりのこれまでを調べてみたり、人々のラグビーに対する興味関心は大きく高まったはずです。

 

私はもっと多くの人々に、この「好き」を集める「ブランディング」の本当の意味や価値を知っていただきたく、シリーズ最新刊となる「『好き』の設計図」を上梓いたしました。

 

イマジナから新刊のご案内 「好き」の設計図

 

いまどれだけの方々が「ブランディング」の本当の意味を知っていただいているでしょうか?きれいなデザインのホームページをつくったり、かっこいいCMをつくることがブランディングだとまだまだ捉えられているのが現状だと感じています。それも決して間違いではありませんが、それだけでは足りないのです。

 

「ブランディング」の究極の目的は、相手に「好き」になってもらうことです。
これがどんなに難しいかは、わが身を振り返れば、誰でも心当たりのひとつやふたつはあるでしょう。人の心は思い通りにはならない。
そして企業が製品を売るのも、ひとりの人間が異性の心をつかむのも、メカニズムは一緒です。意中の異性と付き合うには、相手に「自分に関心を持ち、興味を抱き、好きになってもらう」ことが必要です。どれだけ美辞麗句で自分のことをアピールしても相手がそのとおりのイメージを持つでしょうか?
大事なポイントは「自分たちが伝えたいこと」をそのまま伝えるのではなく、「相手がどう感じ、どのようなイメージを抱くか」を考えることなのです。ブランドイメージは相手の中にあるのです。
だからこそ、企業のブランディングでは、社長や役員、あるいは広報などの特定の部門だけが伝えたいことをいうのではなく、例えば昨日入社したばかりの社員に至るまで、社員全員がブランドの方向性、コンセプトを理解し、すべての部署がまさに“ONE TEAM”として連携・機能しなければ、お客様に伝えたいブランドのイメージが伝わらないのです。そこにブランドは生まれないのです。

 

そしてこの本質を理解していない人たちが、残念ながら私たちの業界にもまだまだ多くいるのです。
例えば「ホームページ 制作」で検索してみてください。150万以上の対象が検索されます。しかし検索結果上位に入るのは、たった数社のホームページ制作会社です。それ以外の無数の制作会社は、自社のホームページの検索結果も上げられないのです。それなのに、ほんとうに価値あるホームページがつくれるのでしょうか?
ブランディングは決してきれいなデザインだけの、うわべのものではないのです。

 

私たちはこの「ブランディング」の本当の意味と価値を、もっと多くの人々、日本中の経営者の皆様に知ってもらいたいのです。「ブランディング」を知って、理解してもらうことが、日本のすべての企業にとって、必ず事業成長に役立つ、未来に新たな価値を生み出す、付加価値そのものだと信じているのです。
だから私たちは、今年もまた全国でセミナーを100回開催していきます。10万人以上の経営者の皆様に、私たちの書籍をお贈りしていきます。
この、ほんとうの「ブランディング」の啓蒙活動が私たちの使命であり、これまで2600社以上のブランディングに関わってきた私たちが社会に還元すべき価値だと考えています。

 

そして2020年、私たちはさらに多くの、新たなことにチャレンジしてまいります。ブランディングの成果を体感していただくための新たな取り組みを進めています。
働く一人ひとりの価値、企業の価値、ブランドの価値向上を、あらゆる面で実感してほしいと強く願っています。この先のイマジナにどうぞご期待ください。

 

それでは2020年が皆様にとって素晴らしい一年になりますことを、イマジナスタッフ一同、心よりお祈りしております。
本年も、より一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社イマジナ
代表取締役社長
関野 吉記

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