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新年のご挨拶

2015.01.08

<代表 関野より皆様へのご挨拶>

 

今、時代が大きく動き出しているのを皆様もお感じになられているでしょうか。
日本では今年、1990年の株価急落で始まったバブル崩壊からちょうど25年、4半世紀という節目の年を迎えます。昨年12月に第三次安倍政権が発足しましたが、これまで進められてきたアベノミクスが、さらなる前進をみせることができるか、今後の日本経済の行く末を決める大事な分岐点を迎えています。
一方、グローバル経済は潮目が変わり、あらたな局面に入ったと見ています。経済が好調で一人勝ちの米国、その一方で、景気低迷から更なる金融緩和も想定される欧州、当面は金融緩和を続けざるを得ない日本。また、新興国では、景気が減速しており、更に今後は少子高齢化の進行が重石となる中国、資源安の影響を大きく受けるロシア、ブラジルなど。
これら複雑に絡み合う経済環境化で、日本企業にはどのような舵取り、経営が求められているのでしょうか。

 

私たちイマジナはNYでの創業以来、1500社あまりの日系企業においてそのアメリカ進出と事業成功をサポートしてきました。またこれまで2000社以上の企業で人材と事業の成長を支える人事制度を構築してきました。
そして昨年私たちはこれまで培ってきた経験と知見をもとに更なる事業領域へと大きく舵を切ってまいりました。いよいよ多様な潜在労働力を活用し、文化を超えた働き方が、グローバル経済における日本企業に必要となってきたと私たちは肌身で感じてきたからです。

 

働く一人ひとりの意欲と意識を高め、社員が「いきいき」と働き出し、組織が活性化され、さらなる事業成長を実現する。そのためには今、企業や経営者の想い・考えを、企業のブランドにまで高めたカルチャー・ブランディングが求められています。
商品・サービスに力を入れるのは当たり前で、どの企業でも取り組むでしょう。画期的な新技術はものの見事にすぐにキャッチアップされる。そんな競争下において、お客様をつかんで離さない、熱狂させるためには、他社とは圧倒的に異なるバックストーリーが必要です。「商品」を売るのではなく「想い」を売る。商品・サービスに込められた企業の「想い」が伝わることで、他社とは違うブランドの差別化、そしてブランド価値の向上が実現できるのです。

 

この企業の「想い」というブランド認識は、これから自社に迎えたいと思う優秀な人材層や、社内のスタッフにも伝わり広がるでしょう。それは世界的に加速する人材獲得競争において、「想い」を同じくする人材を惹きつけるでしょう。また社内スタッフが、社外からの「この会社の考え、取り組みっていいね!」という評価を得ることは社内改革の第一歩となるでしょう。

 

「想い」をもとにしたアウターブランディング、そしてインナーブランディングへの展開。
環境も人々の志向も、働き方・生き方さえも多様化していく今後の社会において、人も企業ももっと豊かに成長を実現していく。そのためのカルチャーブランディングに私たちは取り組んでいます。
そしてこの取り組みは、今年さらに加速度的に大きく広がっていきます。
その第一歩として、3月にはダイヤモンド社と共催セミナーを開催、良品計画の松井会長にご登壇をいただき、無印良品のブランド戦略を事例として、アウターブランディングについて学ぶ場を創出してまいります。
また同じく3月には、日経BP社より理念経営に取り組む10社をご紹介させていただく書籍を、ダイヤモンド社からは弊社の取り組みを紹介させていただく書籍を発行いたします。
さらに6月にはダイヤモンド社より少数の企業様に絞って、そのブランド価値向上に役立てていただけるブランディング書籍も発行させていただきます。

 

あらゆる媒体・メディア、コミュニケーションで、あらゆる人々と企業の「想い」とのエンゲージメントを高め、企業の事業成長とブランド価値向上を実現する。本年もイマジナにご期待ください。

 

これからも多くの人と組織に貢献できますようサービス・品質の向上に誠心誠意努めてまいります。
2015年が皆様にとって素晴らしい1年になりますことを、従業員一同、心よりお祈りしております。
本年も、より一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社イマジナ
代表取締役社長
関野 吉記

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