少子化時代の大学ブランディング支援 – 北海道の大学へ書籍を贈呈
2025.03.07
イマジナは、北海道の大学に対し、自社で出版する書籍を贈呈いたしました。本書には、これまで2,900以上の企業や自治体、教育機関のブランディングに関わってきたノウハウが詰め込まれており、大学が自らの価値を見直し、より良い教育を提供するための指針となることが期待されています。
⾼等教育の存続が問われる時代 – 少子化の影響と大学の課題
近年、日本の大学は大きな転換期を迎えています。文部科学省のデータによると、18歳人口は1992年の約205万人をピークに減少を続け、2025年には約105万人にまで減少すると見込まれています。この急激な少子化の影響で、定員割れを起こす大学が増加し、全国の私立大学の約4割(42.1%)が定員割れ(2023年度)という状況に陥っています。
このような環境の変化により、大学に求められるのは単なる学生募集ではなく、「選ばれる大学」としてのブランド構築です。学生が社会で活躍できる力を育み、教育機関としての価値を明確に打ち出すことが不可欠となっています。
書籍贈呈の意義 – 大学のブランディングを支援
今回、イマジナが贈呈した書籍には、企業ブランディングの手法を教育機関に応用するための具体的なノウハウが収録されています。企業がブランド価値を確立するために行う戦略と同様に、大学も「何を提供し、どのように価値を伝えるのか」を明確にする必要があります。
イマジナは、これまで企業の組織改革やブランド戦略の支援を行ってきた経験を活かし、教育機関が独自の強みを見出し、社会に対して価値ある学びを提供できるよう支援していきます。本書が大学関係者にとって、新たな視点をもたらすきっかけとなることを願っています。
今後の展望 – 教育と企業の接点を広げ、日本の人材育成を支援
イマジナは、ブランディングの観点から「教育」の重要性を強く認識しています。企業においても、社員の「学ぶ姿勢」が組織の成長を支える重要な要素であるように、大学もまた、教育の本質を見つめ直し、時代に適応する必要があります。
今後、当社は以下のような取り組みを進めていく予定です。
- 大学への書籍贈呈活動の継続 – 教育機関との連携を深め、大学ブランディングの支援を強化
- 出張講義の実施 – 企業ブランディングと教育の関係をテーマに、大学での講義やワークショップを展開
- 社会人向け講演会の開催 – 企業と大学の協働により、社会で活躍できる人材を育成するための場を提供
教育は、個人だけでなく、企業、社会全体にとっても不可欠な要素です。イマジナは、企業のブランディングを通じて培った知見を活かし、大学の価値向上に貢献することで、日本の教育レベルの向上に寄与してまいります。
教育機関に加え、企業や自治体の皆様からの講演依頼も承っております。